[提供:余市教育委員会様]
角網陸側部分



建網(定置網)はニシンの良く群来(くき)る海岸にあらかじめ漁網を敷設して
魚群を中に陥(おち)いらせる趣向のものです。

建網は手網と身網によって出来ています。 参考ページ 角網中央部分(手網)  角網沖側部分(身網)

上図イラストの手網について
陸から身網までとの間を遮断して、沖から沿岸に来たニシンが、手網にそって身網の中に陥らせる目的の網です。
ニシンは沿岸に障害物等があると、また沖に向う習性があり、それを利用した漁獲方法でした。
手網の長さは、その建網の設置場所によりまちまちで、
僅か90m位から長いのでは900m位のものもあり、平均すると約360mから540m内外でした。


以上、イラスト・説明文は「余市水産博物館」様が編集・作成しました「漁労具と生活用品」、
そして「第27回特別展 展示解説書:鯡が群来たころ」より抜粋しました。