[提供:余市教育委員会様(余市水産博物館様)]
粕焚き

ニシン粕ができるまで
@ニシン釜と呼ばれる大きな釜でニシンを海水と共に煮上げます。
A煮上げたニシンを圧搾機にかけて搾り上げると粕玉になります。
B圧搾器から抜いた粕玉を砕いて莚(むしろ)の上に広げ、乾燥させて完成です。

釜場は地面を掘り下げて、釜を2枚組で設置しましたが、後にはレンガや石を組んで設置されました。
釜の直径は1.5〜2m弱で、作業は釜1組に2人がついて行いました。

釜に海水を汲み入れて、沸騰させた後、ニシンを1,000尾ほど入れてヘラで焦げ付かないように混ぜながら煮上げました。
生煮えしないよう、そして身が崩れないように煮上げる事や、煮上げる過程で濁ってくる海水を、沸騰させる時間を かけ過ぎない程度まで交換、注ぎ足しする事にコツが要りました。




右の画像が「ニシン釜」です。


参考ページ
粕炊き・粕製造



以上、イラスト・説明文は「余市水産博物館」様が編集・作成しました「漁労具と生活用品」、
そして「第27回特別展 展示解説書:鯡が群来たころ」より抜粋しました。
カラー画像は、余市水産博物館内の実際の展示物です。