[提供:余市教育委員会様(余市水産博物館様)]
鰊裂き、見欠き抜き

魚屋場にかけられて2〜3日たつとニシンは一度、魚屋から降ろされ、サバサキという包丁で身を割かれます。

尾から背肉にかけての身を割き、身と背骨・腹の部分の2つに分け、これを「一本取り」と言いましたが、 昭和になると背骨を中心に身を2枚に割く「二本取り」になりました。

割かれたニシンは更に2〜3週間、乾燥されて、身の部分を引き抜いて「見欠ニシン」となりました。





右の画像は魚屋場での作業の様子です。
ニシンを乾燥させるために横に渡された棒は「サキリ」と言い、断面が三角形のものです。


以上、イラスト・白黒写真・説明文は「余市水産博物館」様が編集・作成しました「漁労具と生活用品」、
そして「第27回特別展 展示解説書:鯡が群来たころ」より抜粋しました。