[提供:余市教育委員会様(余市水産博物館様)]
尻つなぎ

つぶし手によって腹を裂かれたニシンは、ワラをより合せた「つなぎつら」というヒモ状のものに20〜22尾ほどにまとめて結ばれて (尻つなぎ)、 魚屋(なや)場にかけて乾燥されました。

ニシンを結束する作業は、沖仕事の合間に漁夫が行いました。彼らはつぶし手と組になって一連の作業を行ない、つぶし手のまわりに ニシンを寄せたり、「テッコ」の数の子などを運びました。

右画像の左から、

つなぎつら
ワラをより合せたもの。

竹さし
つなぎつらを竹の先に差し込み、つなぐ時、ニシンに通しやすいようにする。

テックビ
つぶす時に指にはめる。




左画像はローカでの「つぶし」「尻つなぎ」、そしてニシンをアライカギに掛けて魚屋(なや)場まで運搬する様子です。


以上、イラスト・白黒写真・説明文は「余市水産博物館」様が編集・作成しました「漁労具と生活用品」、
そして「第27回特別展 展示解説書:鯡が群来たころ」より抜粋しました。
カラー画像は、余市水産博物館内の実際の展示物です。